犬の野菜おやつでおすすめの5選!家にある野菜を一緒に楽しもう!
犬を飼っていると「野菜を与えるのは犬の体に良い」という言葉を見かけませんか。
スーパーに行くと、キャベツ売り場には表面の葉っぱを捨てるゴミ箱が設置してあって、そのキャベツの葉っぱを持って帰る人を見かけます。
「うちの犬はキャベツの葉っぱが大好物なのよね〜。だからおやつにあげるの。」なんて言いながら。
犬の手作りごはんのおすすめレシピでも野菜をたくさん使ったレシピが紹介されています。
今回は「手作りごはんは無理だけれど、おやつで野菜を少しあげたいな。でもどんな野菜をあげたら良いの?」という方のために、おやつにおすすめ野菜を5選紹介していきます。
犬のおやつにおすすめの野菜
「野菜」とひとくちに言ってもいろいろな野菜があります。
じつは”野菜は体に良いのなら”と何でも与えて良いものではないんです。
人間にとっては美味しい野菜でも、犬の体にとっては嬉しくない野菜もあります。
そこで初心者の方でも安心しておやつとして与えられる野菜を5つ紹介していきます。
これからおやつに野菜をと思っている方は、参考にしてください。
さつまいも
皆さんもご存知の通り、さつまいもは食物繊維が豊富な野菜です。
抵抗力を高めるビタミン群が豊富です。
甘みは犬が一番感じやすいため人気のある野菜の一つです。
犬のおやつ売り場でもさつまいもスティックを見かけますよね。
大きな状態で与えると、そのまま飲み込んでしまい消化に悪いので、細かくしてあげましょう。
レンジで加熱して柔らかくしてあげてもいいですし、焼いてあげるのもいいですね。
キャベツ
キャベツは腸内環境を整える食物繊維や胃腸の調子を整えるビタミンUが含まれています。
犬の胃腸に優しい野菜です。
抗酸化作用にも優れていて、ぜひ食べさせてあげたい野菜です。
冒頭で書いたように「うちの犬はキャベツが好きでよく食べるのよね〜」なんて言葉をよく聞くので、犬の好きな野菜のひとつなのかも知れません。
そうとはいえ、生のまま与えると腸内環境を乱す原因となる場合があるため、熱を加えてあげるのが良いとされています。
かぼちゃ
かぼちゃは老化を抑えるビタミンC・E・βカロテンを多く含んでいるため、生活習慣病予防に最適な野菜です。
かぼちゃも甘みが強く犬が好きな野菜の一つですが、食物繊維や炭水化物が多くカロリーが高めなので与えすぎないように注意しましょう。
皮が硬いため、しっかり熱を加えて柔らかくして与えたほうが良いでしょう。
種もしっかり取ってあげてください。
にんじん
にんじんはβカロテンが豊富な野菜です。
通年を通して安定してある野菜で、与えやすい野菜の一つですね。
根菜類なので体を温める効果があり、体に優しいです。
生よりは熱を加えてスティック状にすると、与えやすいです。
ごくまれに、にんじんアレルギーがある場合があるので、初めて口にするときは少量から始めてみると良いでしょう。
トマト
トマトは低カロリーで栄養素が豊富に含まれている野菜です。
リコピンという抗酸化作用がある成分が多く、水分も多いので、水分補給として与えるのに最適です。
プチトマトは手でも小さくしやすいので、小型犬でも食べやすく与えやすいかも知れません。
家で栽培しやすいプチトマトは、育てている方もいるかも知れませんが、熟していないトマトは口にすると中毒を起こすので与えないようにしましょう。
栽培している方は、犬がいたずらをしないように注意してあげてください。
犬のおやつにNGな野菜
ここまで、犬のおやつにおすすめの野菜を紹介しました。
初めて野菜を口にする犬でも食べやすいもの、与えやすいものを紹介してきましたが、その他にも与えられる野菜はあります。
しかしNGな野菜もあるんです。
体調を崩したり、命に関わる野菜もあるので、ここで紹介していきます。
大切な犬のためにも与えないように注意しましょう。
ニラ・にんにく・ネギ類
ニラやにんにく、玉ねぎや長ネギなどのネギ類は中毒を起こすので、与えてはいけません。
ぎんなんもそれにあたります。
命を落としかねないので十分に注意してください。
自分が食べている食事をあげたら、そこに混ざっていたなんて言うことも耳にしたことがあります。一緒に楽しみたかったのかも知れませんが、とても危険です。
ネギ類がNGなのは命に関わることのせいか、犬を飼っているなら知っている方が多いかも知れません。
ついついは、大切な犬を危険にさらすことになるので気をつけたいですね。
ナスやアボカド
ナスやアボカドも与えないほうがよい野菜の一つです。
根強い人気のアボカドですが、犬には有害な成分が含まれているので避けましょう。
ナスはとてもアクが強く、こちらも犬にとって有害な成分が含まれているので避けましょう。
人間にとって大丈夫でも、犬には良くない場合があるので、アクが強いものはこれ以外でも与えるときはごく少量、または避けるのが無難でしょう。
長いもや山芋
長いもや山芋は、人間が口にしても痒くなったりする場合がありますが、犬も同じで痒くなるので与えるのは避けましょう。
犬にとって命に関わったり有害な物質があるという重篤なものではありませんが、無理に与えなくても良いものです。
かゆいのは辛いので与えないのが一番です。
犬のおやつにおすすめの野菜の与え方
犬にとってのおすすめ野菜とNGな野菜を紹介しましたが、おすすめの野菜でも与えるときの注意点があります。
それはどんなことでしょう。
せっかくならおすすめの野菜の与え方で、犬のおやつ時間を楽しみましょう。
熱を通す
生で与えられる野菜もありますが、人間が生で口にしていても、基本は加熱して与えるのが良いでしょう。
トマトは生で大丈夫です。
にんじんも生で与えても大丈夫な野菜ではありますが、小型犬には硬かったりするので注意が必要です。
レンジで加熱しても湯通ししても焼いてもいいですが、やけどに注意して冷まして与えましょう。
調味料を使わない
犬には調味料は必要ありません。
今はペットショップに売られている犬用のおやつや食事が色々ありますが、人間の食事のように味付けはしていません。
人間の食事のように味をつけ、それを食べ続けると体に負担がかかり病気になってしまいます。
野菜には自然の甘みや旨味があるのでそれで十分です。
「自分も最近濃い味の食べ物を取りすぎかなぁ」と感じていたら、一緒に野菜本来の味を楽しむのもいいですね。
細かくする
犬は「よく噛んで飲み込む」ということはしません。
大きいまま飲み込んでしまうと、消化によくありません。
余計な負担を体にかけてしまうことになり、健康を願ってのはずの野菜おやつが、かえって害になってしまいます。
ですので、体に負担をかけないように、喉に詰まらせたりしないように細かくして与えてください。
種や芯を知っかる取り除くことも忘れないようにしましょう。
まとめ
犬のおやつにおすすめの野菜を5つ紹介しました。
おすすめの野菜もNGな野菜も色々とありますが、おやつに楽しむ程度に与えるには今回紹介した野菜からはじめてみてください。
そしておすすめでも与えすぎてしまうと犬にとっては害になることもあります。
人間もそうですが、食べ過ぎはかえってよくありません。
あくまでもおやつです。
栄養の偏りを防ぐためにも、おやつにあげる野菜は与えすぎには注意して適量にしましょう。
家に常備されているいつもの野菜で犬と一緒におやつを楽しむのはいいですね。
ペットライフがさらに楽しいものになるかも知れませんね。